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レア☆レトロなアルミの製氷皿(中) ブルーストッパー
昭和のにおいが、プン、プン。
アルミ製の製氷皿(大きさ:中)。 今や平成生まれの大人が多い中、こんな製氷皿があったことは あまり知っている人も少なくなっているかも・・・。 アルミ板で仕切られた製氷皿に水やシャービック(シャーベット)、牛乳などを入れて凍らせる。 凍ったところで、製氷皿のプラスチック(青のとめ具)を手前に倒す。 ・・・そうしないと、大きなレバーを引き上げられない仕組みになっている。 いちいち、レトロでスタイリッシュな機能。 シリコンの製氷皿で氷を作って、裏からポンっ!って押し出すようにはいかない。 この、いちいち手間なのが「昭和」。 プラスチックのとめ具を手前に倒し、大きなレバーを引く。 すると・・・ 仕切り板に氷がくっついたまんま、ぜーんぶ、ガサっと塊がレバーについてくる。 そして、水を少し掛け流しながら、氷をひとつずつ取っていく。 そんな昭和の名器! 少し破れもあるけれど、工場を出荷したときのまんまです! ちゃんと、シュリンクが施されて、ずっと金物屋に眠っていたんですね〜。 「伊藤アルミニウム工業株式会社」というラベルがあったので、ネットで調べて電話をしてみた。 今は、社名を株式会社ワンダーシェフというらしい。 電話口にお出た女性社員にこの製氷皿の販売時期を聞いてみた。 すこし戸惑い気味に、一旦電話を保留にされ、返ってきた答えは10年以上前の商品だということ。 どうやら、社員の方々もよくわからないらしい。 しかし10年以上って、アバウトすぎ! まぁ、これはそんな製氷皿です。 そういえば、アルミの製氷皿は、冷凍庫から取り出してすぐぬれた手でアルミの部分を持つと 手がくっついてしまい、無理に手を取ろうとすると皮がむけたりした。 ちゃんと水を掛け流すとそんなこともないのだが・・・ 当時、食いしん坊の僕は、凍らせたシャーベットを待ちきれず、そのまま舌をベロ〜ンと。 そうしたら、舌がくっついちゃった!! そんな経験を理解できる人は、間違いなく同世代。 今の製氷皿と比べると場所もとるし、面倒だし・・・ でもね、シリコンの製氷皿と比べアルミの製氷皿は熱の伝導率が高く 高温から低温に移動しやすいので、割と早く氷ができます。 そういうことを考えてアルミを使うところが、当時の職人さん。 反面、熱伝導率が高いために、金属の疲労も激しく、1年もするとヒビが・・・。 使い捨ての時代を反映した、これも「昭和」の一面なのか。 こうして、じーっと製氷皿を見ていると、そのデザイン性の高さを再認識。 「レトロ」という言葉しか浮かばないが、角の丸みであったり、レバーのジョイント部分、色・・・。 いちいちカッコイイ! もう、見つけるのも困難な新品のままの「アルミ製氷皿」(中)は博物館クラス。 コレクションとして大事にしてくださる方、大事にお使いくださる方にぜひ! 商品詳細 素材:アルミ、ポリエチレン 大きさ:約19.5cm x 8.0cm x 5.5cm 耐冷温度:-30℃ 耐熱温度:60℃ 検索用 アルミ アイストレー アイストレイ 昭和 レトロ 伊藤アルミニウム工業 製氷皿
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