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普通の水と沸騰させて冷ました水僕のお店でもきれいな氷の作り方を紹介しています。多くのネットでも書かれているように、不純物を少なくして透明度を上げるためには 一旦、水を沸騰させて、 それを冷ましてから凍らせるとよいとされています。 そして、ゆっくり凍らせることで不純物が氷の中に閉じ込められにくくなる・・・ そのためには、発泡スチロールなどの容器に入れると凍る速度が遅くなり綺麗な氷 ができやすくなるとも 書かれています。(当店でもそのように紹介) 実際、その通りにやってみました。そして、比較してみました。 どちらかというと、普通に冷凍庫に入れただけの方が綺麗な気がします。 ただ、どちらも氷の中心部に気泡や不純物が残り、白っぽくなっています。 もっと、ゆっくり凍らせる冷凍庫に入る発泡スチロールを用意してみました。都合よくご家庭にあるわけがないのですが、水をゆっくり凍らせるために(有)前田商店から購入しました。 前回は、水を入れた製氷皿をそのまま発泡スチロールに入れて凍らせましたが、今回は、製氷皿をプチプチで 覆うようにして、発泡スチロールの中にセットしてみました。 フタが少し浮いていたので、ガムテープで貼り密閉しました。 だいたい2日くらい冷凍庫で凍らせました。 綺麗なドクロの氷を期待して、冷凍庫から取り出してみました。 しっかり凍っているようです。 製氷皿を開けてみます。 少しだけ白っぽい塊が減ったような気がします。 グラスに入れてみます。 なかなか雰囲気があります。 お酒を夜な夜な楽しめそうです。 しかし、綺麗な氷を期待して製氷皿を購入するお客様は、こんな程度では綺麗とは認めてくれないと思います。 バーで見かける綺麗で丸い氷をイメージしているからです。 ああいうバーの氷は、専用の氷で作られています。そもそも、そこを最終目標としても無理があるのですが、 それでも、もっと綺麗 な氷を家庭用の冷凍庫で作れないのか? もう一度作り直してみます。 もっと、もっと、ゆっくり凍らせる発泡スチロールに水を張り、そこに沸騰して冷めた水を入れた製氷皿を入れてみる。これにより、すべて凍るまでに4日以上かかりました。 すでに4日目でしたがご覧の通りです。 全てが凍りきらず、水の動きがわかります。 あと1日だけ・・・冷凍庫に戻してみます。 そして、取り出すと・・・ 発泡スチロールに張った水は、かなり綺麗に凍っています。 やはり、中心部分は気泡と不純物で白いですが、どうなることか?! そして、製氷皿を取り出します。 ハンマーで周りの氷を叩いて割り、製氷皿を取り出しました。 恐る恐る・・製氷皿を開けて氷を取り出すと・・・ やはり、気泡と不純物がありました。 最初に作ったころのものと比べると、明らかにその白い塊は小さく、ほかの 部分は透き通っています。 しかし、完全に透き通った氷にはなりませんでした。 家庭で作れる透き通った氷の限界はここだと思います。 発泡スチロールまで使ったのに・・・残念。 「綺麗な氷」のイメージは人それぞれです。 ご家庭でこれだけのものが作れれば、大満足の人もいらっしゃれば、これで奇麗なの?という 人もいらっしゃ います。今まで、そこの境界線として、お見せできるサンプルがございませんでしたので、今回の報告を参考に していただけると幸いです。 結論:ご家庭でこれ以上綺麗な氷は作れないもちろん、氷以外にも製氷皿は大活躍します。 氷のように透き通っていなくても、作るもの次第ではとっても素敵なものが作れます。 「氷」以外のものなら、こうなるシリコンの製氷皿は耐熱温度が約230℃。これを利用すると、鉛を流し込むことも出します。 キャンドルもつくれかす。キャンドルは、ドクロがだんだん溶けていく様子がリアルでGOODです。 全般的に製氷皿といっても、氷以外にグミやゼリーといったお菓子作りに利用でき、使用用途が広いのが 特徴的です。レジンのアクセサリーを作ったり、スマホカバーのアクセにしたり・・・。 1枚持っていると何度でも楽しめます!
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